障がい者のキャリア教育の現状認識
- 障がい者のキャリア教育は主に特別支援学校や支援学級で行われている。
- しかし、実態はほとんどなされていない。カリキュラムをこなすので精一杯であり、個々の特性にあった指導はできていない。
- 障害児支援事業である児童発達支援や放課後等デイサービスでは、教育というよりも預かりがメインである。
- 県立さくらの杜高等支援学校が開講したが、軽度の知的かつ卒業後は必ず就労するという条件つきであり、利用できる障害児は限られる。
- 後天組の障がい者の声として、もっと自分の強みを生かして働きたいという声がある。
- 就労の形態としては、一般就労、就労支援A型、B型、生活介護といった形がある。
- 障がい者の収入は就労以外に障害年金等があり、不足する部分は生活保護が支給されている。
- 障がい者の親は、親なき後、残された子がきちんとやっていけるかについて不安を感じている。グループホームを保護者がつくるなどの取り組みがある。
- 障害福祉事業所においても、多様な働き方ができるよう、インターネットをつかった在宅就労の取り組みなどが進んでいる。
障がい者のキャリア教育に向けた構想
- 障がいのある子と親に対して、さまざまな選択肢があることを教える講演を行う。
- さまざまなキャリア学習の機会を用意し、個々の特性に応じたキャリアアドバイスを行う。
- 過去の障がい者の就労事例を集約し、一定のキャリアパス事例集をつくる。13歳のハローワークの障がい児版。
- 個々の職種の就労要件を分析し、障がいによって就けないものを整理しつつ、特性を活かせる職種も整理する。(ex.視覚障害の場合、運転手の仕事はできないが、聴覚や嗅覚、味覚などを磨くことで検査員等に活かせる)
当面の取組
- まずは勉強会からはじめてみる。障がい者の就労についての現状とこれまでの研究を調査。持ち寄って共有。週2日か月1回。
- 各回録画し、アーカイブを視聴可能とする。
- 研究成果をまとめ、半年に1回など成果を発表する。提言をまとめ、事業者や行政に提言する。
- そのうち、事業者や行政でできない部分を担う団体を立ち上げ、実行に移す。
学習スケジュール
| 回 | テーマ | 説明 | 日程 | 場所 |
| 1 | 障がい者の定義 | 障がいの分類、内容、特性 | 7月第4週 | オンライン |
| 2 | 障がい者福祉①障害児 | 児童発達支援、放課後等デイサービス、医療型、入所施設等 | 8月第2週 | オンライン |
| 3 | 障がい者教育 | 未就学児、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、大学等 | 8月第4週 | オンライン |
| 4 | 障がい者福祉②通所 | 就労支援A、B、生活介護等 | 9月第2週 | オンライン |
| 5 | 障がい者福祉③入所 | グループホーム等 | 9月第4週 | オンライン |
| 6 | 障がい者雇用 | 法定雇用率、特例子会社等 | 10月第2週 | オンライン |
| 7 | 障がい年金 | 障害年金、生活保護等 | 10月第4週 | オンライン |
| 8 | 後見制度 | 後見人、補佐人、補助人等 | 11月第2週 | オンライン |
| 9 | 外国事例研究① | 外国の先進事例を研究する | 11月第4週 | オンライン |
| 10 | 外国事例研究② | 外国の先進事例を研究する | 12月第2週 | オンライン |
| 11 | あるべきキャリア支援とは | あるべきキャリア支援を考える | 12月第4週 | オンライン |
| 12 | 提言書とりまとめ | 提言書をとりまとめる | 1月第2週 | オンライン |
| 13 | 報告会 | 研究内容と提言書の内容を報告する | 1月第4週 | ホルトホール |
