公共経済学において、政府はあくまで市場の失敗を補完するものである。
市場の失敗は基本定理の不成立を意味し、例として以下のものが挙げられる。
- 外部性
- 公共財
- 不確実性
- 費用逓減産業
そのため、政府の機能としては以下のものが挙げられる。
- 資源分配機能
- 所得再分配機能
- 経済安定化機能
- 社会的意思決定システムの形成機能
これらの実現手段として、以下のものが挙げらえる。
- 公共財・サービスの供給(道路、警察、国防、消防、外交)
- 公企業による社会的に有意義とされる私的財の供給
- 事前的規制(各種免許・資格制度)
- 事後的規制(競争促進、情報公開、モニタリング、抜き打ち検査)
- 経済的規制(自然独占企業の規制、価格規制、参入規制、課税・課徴金、補助金)
- 社会的規制(特定産業規制、検査、資格付与)
- 市場創造(排出権取引制度、バウチャー制度)
今後、実際の行政の政策をこれら手段に当てはめてみる。
